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『マルタの鷹』 (MALTESE FALCON) は1987年12月5日に発売された加藤和彦の10枚目のソロ・アルバム。安井かずみとの共作による作品で、9年ぶりに東芝EMIへ復帰してのリリースとなった。 ==解説== 『マルタの鷹』 は、加藤和彦がジャズに取り組み、ハードボイルドをテーマに制作したコンセプト・アルバムである。アルバム・タイトルはダシール・ハメットの同名小説から採られた。本作での加藤はヴォーカルのほか、いくつかの曲でピアノを弾いており〔加藤は本作の#2, #4, #5, #8, #9でピアノを弾き、#2においてはコルネットも吹いている。〕、セッションには朋友の小原礼、高橋幸宏、清水靖晃〔清水は#3, #7, #10においてピアノを弾いている。〕などに加え、イタリアの作曲家でアレンジャーのカルロ・サビーナを招き、オーケストラの編曲と指揮〔加藤によれば、ダイナミックかつ繊細なオーケストラのサウンドを得るために、カルロ・サビーナのダイナミックな編曲を、パリのオペラ座のオーケストラに演奏させたという。(出典 『優雅の条件』 加藤和彦著 京阪神エルマガジン社 1991年)〕を委ねた。レコーディングは東京とパリで行われ、ミックス・ダウンはパリで行なわれた。なお、録音に使用されたマイクロフォンとイコライザーはヴィンテージの機材が用いられている。 後年加藤は 『マルタの鷹』 を失敗作と見なしており、「ハードボイルドの感じを出そうとしたんだけれども、ジャズと結びつけたのは無理があった」 〔出典 『エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る』 加藤和彦・前田祥丈著 スペースシャワーブックス 2013年〕と語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルタの鷹 (加藤和彦のアルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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